よーし、今日も勇者王の話。
蒼流です、どうも。
とは言ってもスパロボの話ではなく。


「ここで書くならトーク追加しなよ」
うっせ。ゴーストでやるとチェイントークでも長すぎんだよ。
「ま、ユーへの講義だからな。ちゃんと聞いてろ」
「・・・はーい」
「よし。前に講義するって予告はしたな?」
「こんとらふぉーる?」
つーか、俺も正しい知識かどうか自信ないんだが。
「任せろ。細かい知識なら俺の十八番だ」
んじゃ、任せた。
「まずは、どこで出てきたか。ああ、当然原作の話で行くぞ」
機界四天王最終決戦の東京だろ。
「うむ。隆起した都心周辺を囲む障壁・・・バリアみたいなもんだな」
「あ、何となくわかった。色んなことやって突っ込んだとこでしょ」
「概ねその通り、だ。それまでに出てきたものを4層にして組み合わせたもんだな」
ディバイディングドライバー、イレイザーヘッド、ディメンジョンプライヤー、ゴルディオンハンマーだっけか。
「最初の順番が逆。とりあえず1層ずつ解説してくから集中するように」
「はい、先生」
「1層目は超電磁バリア。EI-08・・・黒い新幹線のゾンダーなんかが使ってたやつだな」
ミラーコーティングで防げるんだったよな。
「確かにミラーコーティングでも防げるが、最終的にはイレイザーヘッドで吹っ飛ばす。
これはEI-08もコントラフォールも一緒だな」
「なるほどねえ。サイボーグも勇者ロボも結局は機械、と」
「2層目は酸素。と言ってもただの酸素ではなくEI-09の雲と同じ濃縮酸素だ」
火花だけで大爆発っつー危ない代物。絶対酸素だけじゃないだろっていう。
「まあ、火気厳禁てだけだからディバイディングドライバーでどかしてやれば問題なし」
「ふむふむ」
「3層目は超次元ポット。EI-17戦でプライヤーズ初登場時にガオガイガーが閉じ込められたアレ」
中から中へ、外から外へ移動する不思議空間だな。
「ディメンジョンプライヤーで一発除去。ちょっと展開がご都合主義だった感はある」
「そこはほら、ガッツで」
「で、4層目はグランドノヴァ。EI-18のマイクロゾンダーがH&Hのエネルギー使って作ったやつだな。
竜神イレイザーヘッド連射もここだ。アツい。それでこそ勇者だ」
「脱線しすぎー」
ゴルディーなしでハンマー使って右半身ボロボロになる。
ラストで支え合うガオガイガーと超竜神がアツい。
「だーかーらー」
「とにかく、ゴルディオンハンマーで簡単に光になる。
むしろ他の層に効かないのかが疑問だ」
そこはつっこんじゃいかんよ。
「ってことで、この4層からなる障壁がコントラフォール。覚えとけよ」
「よくわかったんだけどさ、1こ質問していい?」
「何だよ」
「ゾンダーの番号全部覚えてんの?」
「当たり前でもちろんだ、と言っておこう」
「うわー・・・」
トワ。それは俺も引くわ。
「うるせい」